CBSニュース社長(96〜05)
CBSニュースのプライムタイム担当執行役員(98〜05)。「60ミニッツ」を管理
「60ミニッツⅡ」エグゼクティブ・プロデューサー。その前はCBS社員
「60ミニッツⅡ」エグゼクティブ・プロデューサー
テキサスの農場主。元空軍州兵。キリアン文書の提供者
テキサス州議会議長、副知事を歴任。ブッシュを空軍州兵に入隊させた
当時、第111航空団の指揮官でブッシュの上官。故人
当時、第147航空団の指揮官でキリアンの直属の上官
元テキサス空軍州兵。当時の軍内部の腐敗ぶりを語る
委員会の共同議長。ブッシュの父の政権下で司法長官を務めた
委員会の共同議長。AP通信の元社長兼CEO(85〜03)
内部調査委員会に召喚された メアリー・メイプスの代理人
CBSニュースのプロデューサー兼リポーターとして活躍した。大学卒業後、シアトルのKIRO-TVで撮影班の助手としてスタート。プロデューサーとして頭角を現す。89年にCBSニュースに入社し、主に「CBSイブニング・ニュース」「60ミニッツII」を担当。自然災害から戦争、死刑、政治まで幅広いテーマを取り上げ、ダン・ラザーと15年間仕事をする。99年には州の検察官にメモと情報源の提供を拒否して短期拘留を経験した。
エミー賞など受賞多数。ブッシュの軍歴問題に先立ち04年4月に「60ミニッツII」で放送したイラクのアブグレイブ刑務所での捕虜虐待に関する報告(アブグレイブ報告)は、05年ピーボディ賞を受賞。同年、本作の原作となった自伝「Truth and Duty: The Press, the President, and the Privilege of Power」を出版。夫、息子とテキサス州ダラス在住。
世界で最も有名な伝説的ジャーナリストのひとり。テキサス州出身。記者からスタートし、地方局を経て62年にCBSニュースに入社。81年に「CBSイブニング・ニュース」平日版の3代目アンカーマン(ニュースキャスター)兼編集責任者に就任、24年間務める。「60ミニッツ」「60ミニッツII」「48アワーズ」にも出演。
60年以上のキャリアにおいて、アイゼンハワー以降の全大統領にインタビュー。ケネディ暗殺をいち早く報じ、ホワイトハウス担当、ロンドン支局長も経験。国内のハリケーンからベトナム、イラク、アフガニスタンの戦争まで取材し、あらゆる歴史的大事件を報道した。05年に「CBSイブニング・ニュース」を降板し、翌年退社。その後、「ダン・ラザー・リポーツ」(06~13)でエミー賞を受賞。現在、製作会社News and Gutsの社長兼CEO。
米国最大のネットワークを誇り、NBC、ABCと並ぶ三大放送局のひとつ、CBS(04年当時の社主は巨大メディア企業バイアコム)の子会社。ニューヨークのCBS放送センターに本部があり、365日24時間体制でニュース番組の制作・配信を行う。主な番組に、48年放送開始の「CBSイブニング・ニュース」をはじめ、日曜日の「60ミニッツ」(68~)、土曜日の「48 アワーズ」(88~)がある。アブグレイブ刑務所の虐待やブッシュの軍歴詐称疑惑を報じた「60ミニッツII(60ミニッツ水曜版)」(99~05)は「60ミニッツ」の姉妹番組。
第43代米国大統領ジョージ・W・ブッシュ(任期01~09年)の軍歴に関する疑惑。ブッシュは68年にテキサス空軍州兵に入隊したが、6年の兵役義務にもかかわらず途中1年間の離隊、9カ月早い除隊など勤務実態に疑わしい点が多く、ベトナム戦争への従軍を逃れるためのコネ入隊と噂されていた。CBSの番組「60ミニッツII」は大統領選さなかの04年9月8日にこの問題を取り上げたが、新証拠「キリアン文書」をめぐる大論争の陰で軍歴詐称疑惑は忘れられ、ブッシュは再選を果たした。
米国の放送界で最も古く、最も栄誉ある賞。「放送界のピューリツァー賞」とも称される。正式名称はジョージ・フォスター・ピーボディ賞。米国のTV、ラジオ、オンラインメディアで放送された優れたドキュメンタリーや教育番組に贈られる。CBSの「60ミニッツII」で04年4月に放送されたメアリー・メイプス製作のアブグレイブ報告は05年に受賞。